”パー魚圏”の市場に並ぶサワラ
出典:朝日新聞デジタル
中国のとある街のシンボルはサワラ姫の像。
真珠を天に掲げ、街を見守るようにそびえ立つ。
遼寧省営口市の中心部から、車で1時間ほど南下したこの土地では、サワラ姫が苦難を乗り越えて人間の青年と結ばれた――そんな神話を基に、2009年に建造されたらしい。日本ではおなじみの港町なのだ。
そこの主食が今回取り上げた「サワラ餃子」
その町のネーミングもまた”パー魚圏(パーユイチャワン)”
パーとはサワラのこと。
サワラの名産地はその個体の産卵場所による。日本では瀬戸内海の面した岡山県が産地として名高い。中国では知っての通り餃子は主食。そして産地にもなり大消費地区でもあるここはサワラが餃子になっていることから、主食はサワラ!?ということになる。