釣り人にとって釣り場についてからそこらじゅうで魚が水面を切ってジャンプしていれば何故だかはっきりとした理由もなく「釣れる」気がしてくる。
そんなときのなぜ魚が飛び跳ねるのかを調べてみた結果がおもしろかったのでご紹介します。
魚が飛び跳ねる理由その①虫よけ
河口や港湾部で釣りをしているとよく見かけるボラの大ジャンプ。
これには諸説あるがボラは個体に寄生虫が着き、それを払いのけるために水面を跳ねて弾き飛ばすという説がある。
ジャンプする高さは数十センチもある。体長の2倍くらいの高さまで飛ぶらしい。
ボラのジャンプが聞こえるとそのあたり一帯に同じような小魚のベイトがいる可能性が高くやる気にさせてくれる。
魚が飛び跳ねる理由その②捕食行動
野池や湖ではレイダウンの虫エサを捕食するためにジャンプしていることもあるし、海や河川ではシーバスの
捕食音は格好の釣りタイミングの合図となり、
また大海原の船上で聞く青物のジャンプはベイトの群れを追いかけている可能性があるのでこれまた釣り人にとってはやる気スイッチが入る。
魚が飛び跳ねる理由その③障害物を飛び超える
コイやマス科の魚の産卵期の遡上がこれにあたる。
けれどずべての個体が適切な産卵場所にたどり着くことはないと言われており、この高い障害物を乗り越えて遡上できる高い能力を持った選ばれしき魚だけが次の世代に生をつなぐことができると言われています。
万年一般人だけど、人間に生まれて良かった。
魚が飛び跳ねる理由その④危険回避
テレビなどで見たことのあるトビウオのジャンプ…いやあれは滑空。
一番速いときで時速60㎞前後で最大で約400m、水中に戻ることなく水面直上を飛び、マグロなどの大型魚から身を守っているのだそうです。
生きている間に、自分よりも何倍も大きな生き物に食われるという恐怖感から得た能力でしょう。
人間では想像がつきませんwww