チニングに最適なリールとは?扱いやすいうえに釣れるリールの条件をお伝えするコーナーです^^
たとえライトタックルに分類されるチニングのリールではあっても、年無しなどが掛った場合には強い引きのチヌ(クロダイ)。けどかといってリーリングがゆっくりであったり、アクションもバイトも控えめだったり、
繊細と強さが求められるややこしいチニングのリールの選び方を指南します。
CONTENTS
チニングのリールに求められる条件
チニングに使用するリールは磯や波止場からのフカセと違って大きく沖に投げることもないのでそんなに大きくなくても大丈夫。
ただし!、チヌは思った以上のパワーの持ち主。
その引きは初めての方なら想像以上で驚くほどです。安すぎるパワーのない小さなリールだとまったく引き寄せられなくて
使い物にならなかったことが実際にあります。
冬のキビレなどでも、20センチ~30センチぐらいのものでもかかったときには元気よく泳ぎまわります。
大きさはあまり大きくなくていいので、その強い引きを難なく受け止められるドラグの性能が求められます。
ボトムズルの場合、アタリは繊細だが引きは強力⇒パワーも必要
ロッド越しに伝わる感度を優先すると⇒軽量なリール
とまぁ、チヌ(黒鯛)がたくさんいてメッカと呼ばれる広島のプロアングラーの嶋田仁正さんがチニングタックルのシマノのブレニアスの動画でも、繊細さもいるけどパワーもいるし「チヌはややこしい!」って言ってましたね。
最適なリールの番手
番手はダイワなら2000番~2500番クラス、
シマノなら2000番~3000番クラスがイチオシ☆!!(スピニングの場合)
またベイトリールの場合は必ずソルト対応(海水対応)のものを選ぶように。
ノーマルギアとハイギア
リールにはノーマルギアとハイギアがありどちらがチニングに有効か迷うところだと思います。
チニング初級者にはおすすめなのはノーマルギア!
慣れてきたらハイギアです。
夏のポッパーなどトップゲームの場合もノーマルギアの方がいい
慣れてきてプラッキングするようになったらハイギア
自分の手元で巻いた長さのイメージが、より水の中の実際に巻かれたラインの長さ(距離!?)と同じになるほうが扱いやすいです。
チニングに慣れないうちは「ゆっくりと巻き」ながら、「底の形状を感じ取り」、チヌの「わずかなアタリ」などロッドとリールから伝わってくる情報を身体で覚えることが先決。
いずれは必ずやりたくなるポッパーでのチニングゲームでも1回転に対する巻き取り(動き)はできるだけ短い方がよくて、自分とか軽いポッパーで遠くへ飛ばして、広範囲を探りたいので長いシーバスロッドでやるけどリールはチニング用のノーマルギアでやってます。
ハイギア=ノブをひと巻きした時、巻き取る長さがノーマルよりも長くなります。文字通り、大きなトルクを利用して軽く巻いただけでグイっと手前まで寄せられる計算になります。
釣れた時にこっちのほうが良さそうな気がしますが、チニングではあまり早いリトリーブを要求されないし、ハイギアの方が魚が掛かった時の回収が早いもののチニングではほとんど関係ないです。むしろドラグを優先させた方がいいです。
チニングの基本のボトムをねちねちとゆっくり引いてくる釣りにはノーマルギアの方が使い易いと思います。まずはそれに慣れる!ためには、初心者の方にはあまりおすすめしません。
慣れた上手なひとならハイギアでも何も問題なく操ることができるようになるので、チニングの基本的なボトムズルの釣りに慣れてきて安定的に釣れるようになったら、
必ずやりたくなるバイブーレーションの早巻きや、クランクやシャッドのプラッキングの時になったらハイギアにすればいいです。
いきなり高いものは必要ない…けど
ここでおすすめするのはこれから本格的にチニングをはじめようとしている方向きの機種なのでハッキリ言って、そんなに高いものは押し売りするつもりもありませんが、正直言って、購入しやすい5,000円前後のリールとは全く別物。
使うとわかりますが、まったく話にならず、10,000円前後のものと比べてもそれ以上の(値段でいうと25,000円以上の)ミドルクラスでもうその巻き具合とか、手に感じる感覚とかまったく別物で、リーリングのスムーズさとか感度はまったくの異次元の世界!!
実際にロッドに取り付けて、投げてみないとわからないのですがホントに全然違います。
自論ですけどロッドより自分はリールの方に、釣果に影響する大切な道具だと思っています。チニングのみならず他の釣りでも同じことが言えます。
私ははじめたての頃から使っていたロッド10,000円前後のものだけでしたが、リールだけは倍以上の(値段でいうと25,000円)以上のものを選ぶようにしていました。
たまたま2個目に購入するときに、目についたミドルクラスのリールが25,000円代のもので(そのときはチニング用じゃなかったですが…)
それが、使ってビツクリ!!!
どうせ長く趣味として続けるなら、はじめからある程度いいリールで慣れていた方がはやく上達するのでおすすめです。身体でも頭でも感覚を掴みやすいからです。
チニングリールおすすめスピニングリール
まずは、チニングリールおすすめをスピニングからご紹介します。
シマノ 19ヴァンキッシュ C2500SHG
あれだけノーマルギアすすめておいてハイギアです(汗)
この滑らかな巻き心地は底を取ったり、ついばむような小さなアタリを感じ取る感度に直結すると思っています。ただ軽いとかだけじゃない。すべてが洗練された感じのチニングには一押しのリールです。
このひとつ前の16ヴァンキッシュはどれだけチニングで釣果を上げたことか!それをさらに上回るハイスペックです。
値段はそこそこしますが何年も使うならこのくらいは持っていてもまったく損はないです。ラインを交換すればバスフィッシングとも代用可能です。こうしてみると本当にチニングのタックルはバスフィッシングのものと流用できるものがたくさんある。
ダイワ 20ルビアス FC LT2500S
今現在、価格とか全く関係なしにチニングでたったひとつだけおすすめリールを選べと言われたら間違いなくこのリ^るをおすすめする。最強イグジストにも勝るとも劣らずの性能で2500番サイズにして自重155gという軽量。
ワーミングの底取りにリールの軽さはアドバンテージが大きい。パワー、軽さ、見た目、感度、すべてが高次元で優遇されたリールです。
ダイワ 21カルディア FC LT2500S
最近のダイワの機種は本当に軽くなった。
自重180gにして、最大ドラグが5kg。ある程度の軽さによる感度も、引きの強さを受けとめるパワーもいる。
ある意味リール選びに難しいチニングに、この21カルディアがおすすめじゃないはずはない。
アブガルシア 21ゼノン 2500S
素材を一から見直し、余分な贅肉を削ぎ落した全く新しい新形状によりアブガルシア史上最軽量化が図られた最新モデル。
超軽量によって実現された高感度は、ボトム感知能力とチヌ(クロダイ)のついばむような微細なあたりも逃さずアングラーの手元まで情報を伝えてくれます。アブ好きは必須かも!!
シマノ 19ストラディック 2500SHG
チニングのようなライトソルトもやるしバスフィッシングもやっている人に人気がある。
特に若い世代に人気なのだろう。好みが分かれそうだが赤と黒のルックスもまた魅力のひとつ。
なんだかんだで、結局自分も嫁さん用兼バス用に購入した。
ヴァンキッシュ欲しいけど、価格がどうもというか方におすすめしたいリールです。
チニングおすすめのベイトリール
最近は、自分が見る限りベイトタックルでチニングしている人の割合が多い気がしている今日この頃。
おすすめリールもベイトリールを分けてみました。
シマノ アルデバランBFS
主観的な考えで行くと、チニングで使うルアー群は、10gを超えるとオーバースペックだと思っています。だとすると10g以下なので=軽い。⇒自然とリールもベイトフィネス。
となるとベイトフィネスリールでおすすめはこれ以外に何か見当たりますか!?ていうくらい超おすすめ。
シマノ アルデバラン 50/51
いまだに私が愛して止まないベイトフィネスリールがこれ。BFSより若干ドラグ力が強いところがお気に入り。
自分の場合、現在スプールをジェラルミンにして、マグネットブレーキに交換。パワーを持ちながらできる限りBFSへ近づけ飛距離も確保することができました。発売してからけっこう月日が経つので以前よりかは安価で取引されているのでそれもおすすめの理由です。
シマノ ブレニアス ベイト
チニングのベイトタックルで知らない人はいないくらい名の知れた、まさにチニング専用のベイトリール。
これが出たときには衝撃だったがあれからもうこんな年月経つんですねwww
シマノ アンタレスDC MD
遂に出ましたね。ソルト対応のアンタレスDCお待ちしておりました。チニングには少しもったいないようなスペックですがそのほかのショアジギ、サーフのフラットフィッシュをベイトでしている人に併用できるのでかなりおすすめ。
繊細さだけでなくパワーも兼ね備えたDC MDはお値段もそれなりなのでここで紹介しようかどうか迷ったのですが、自分が今一番欲しいベイトリールなのでここで一発!!
価格差によって性能に違いがある
プロの方が教えてくれているサイトやブログでのチニングの釣り方は、少なくても中級以上のもっと
だから釣り方をそのまま、鵜呑みにして 自分のつかっている安いもので実践しても、プロと話が噛みあうわけがないのですwww
だって使ってるものが全然違うんだから、
のです。 このくらいで同等に釣りができるレベルのおすすめ品です。
チニングをこれから趣味としてやろう! 釣果を上げたいと思っている人はこの違いを知っているならせめてこれくらいはというリールをご紹介します。
ほかのチヌ(クロダイ)専門で教えている人のブログなどでも同じようなことを言っているのは事実です。一台、5、6万円もするような最上位機種を選べば、そりゃもっと違うんだろうけど、無理しなくてもすぐ高いリール買えちゃう人はそちらをおすすめしますwww!
そうじゃないひとは、んじゃ安いものを…と言いたいところですが…。ホントに値段でなくてこのくらいは持っておいた方がチニングでも後々まで長く使えて釣果に影響するであろうリールをスピニングリールとベイトリールに分けておすすめ15個をピックアップしました。

チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。それとチヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けできたらと思います。