皆さんワームでチヌ(クロダイ)釣れてますか?ワーム使ってもチニングが釣れない理由はもしかしたらワームの選び方間違っているかもしれません。そこで大事な選び方のコツと実績のあるチニングの厳選したおすすめワームをご紹介します。
CONTENTS
釣れるワーム
チニングでは定番中の定番のワーミング釣法。チヌ(クロダイ)をルアーで釣るときのなくてはならないアイテムのゴム状の甲殻類や虫(イソメやミミズ)の形をしたワーム。
釣れるワームと聞けば諸説あるけれど、単純なつくりなので誰でもすぐに色や形で選ぶけどもそれ以外の最も大事なことには一切触れていないことが多いです。
ワームを選ぶ時のコツも踏まえて大事な要素を先に説明し、最後にチヌ(クロダイ)が好む使ったことのあるワームの中からチニングで実績のあるおすすめワームを厳選してご紹介します。
チニングのワームに大事なタイプ
あなた選んだチニング ワームは大丈夫ですか?
同じワームでもタイプがあるんです!!
その違い【1】浮力
プラグルアーってミノーにしてもペンシルにしても浮く奴と、沈むやつがありますが、それと同じチニングで釣れるワームにも
シンキングタイプとフローティングタイプがあります。
しかもややこしいのが、同じメーカー、同じブランドの中でもシンキングタイプとフローティングタイプがあり、わかりずらいことが理解を困難にしています。
事実みなさんが、よく知る「チヌ職人」、アマジャコとかがその類。こちらには紛れもなくシンキングタイプとハーフフロートと2種類が混在しています。
フロートタイプにはあるけどシンキングタイプにはないカラーとか
ので、カラーだけで選ぶと必ず損します!!
というか、そのワーム本来の性能を知らないで使うことになるので、効率が悪いです。
その違い【1】アクション
最近のルアーは優れた機能がたくさんついています。
もったいぶらずに具体的に言うと、ただ巻きでもアピール「勝手アクション」して動くものと、アングラー自らのロッドアクションとリトリーブを入れてやらないと動かないもの(アクション入れることで美しいジャーキングアクションするもの、しやすいもの)があります。大きな違いですよね。
これ知らないで使っている人があまりにも多い
ワームのタイプで適切なジグヘッド選択
ワームとジグの相性選択も大事。
勝手アクションするワームを選んだら必ず固定フックではなく遊動式(フックにスプリットリングが付いていて左右上下に動くもの)でなければ本来の動きをしません。
反対に勝手にただ巻きだけで動く波動系ジグヘッドとかに動くワームってありえないんです。波動系ジグであれば必然的にシンキングタイプのクローワームかサンドワームあたりがベストチョイス。
チニングに使うワームのタイプを把握して、適切なジグヘッドを選ぶことで釣果も増えます。
ジグにしてもワームにしてもどちらも本来の力を出し切るためには、相応の使い方が大切です。
価格も重要な要素
チニングで使うワームも活きエサと同じく釣れない時間が続いたら、そのままにしないで外して刺し替えたほうが見きられ難くなります(ワームの場合、色や種類を変える)。しかも一度海水に浸かって針を刺した穴が広がっっていたりふやけたものは使いまわしたりしないほうがいいです。
そう考えると活きエサ同様一度使ったら寿命だと考えると価格も重要なんです。チニングのワームも安い方がいいに決まってます!何度も使えるプラグルアーとは異なります。
チニングで実績あるおすすめワーム
上記のことを踏まえたうえで厳選した、11個のチヌ(クロダイ)が狂う!おすすめワームを紹介します。
選びやすいように、初級・中級・上級アイコンとコメントを添えています。
理屈は抜きにしてさあ! (ノ_ _)ノ どうぞ!▼
バークレイ ソルトウォーター バブルスピア 2.2インチ
初級中級上級フロートタイプ・リブで気泡を生む。フレーバー入り。
元々バス用だったのですが、チニングで使うとチヌがよく釣れると好評にだったものが、ファンからの達ての願いで登場したソルトウォーターカラーがラインナップ。
このページでご紹介するワームのなかでいちばん価格が安いです(入数8本で500円)
安いし、扱いやすいので最近はずっとコレがメインです☆彡必ずタックルボックスに2~3種入っています。状況に応じて予備で4,5色は常備しているほど信頼して惚れ込んでいます。
コレ、釣れるんです、横についている2本のアームがロッドでチョンチョンと動かしたとき、絶妙な動きと同時に大きな2本のテールが水を押して波動をつくりながら泳ぎます。
胴体とテールに入ったリブ(切り込み)が、気泡を産みだし、アクションするとこの気泡を外側へ放出することでチヌ(クロダイ)にアピールをします。
自分が考えるチニングのワームに必要な三大要素、「フロート」、「勝手アクション」、「価格」すべてが揃って扱い使い易さも加わって堂々の1位おすすめ☆彡
写真のワームカラーはチェリーキャンディーシード。夜のおすすめカラー
シマノ ブレニアス ブリームピッチャー 1.4インチ
初級中級上級オキアミフレーバー入り。高浮力で水中ではほぼ直立姿勢。
先代のブリームキャッチャーに追加された食わせサイズのちびブリームキャッチャー!?2021年イチオシチニングワームです☆彡
通常のブリームキャッチャー1.8インチからさらに、1.4インチまでサイズダウンして吸い込みやすく、ハイプレッシャーの中でも口を使わせやすくなっています。
ワームのサイズが大きすぎると食ってこない個体もいますが、小さいワームには年なし級のチヌ(クロダイ)でも食ってきます。チニングワームの場合は”小は大を兼ねる”!?ですw
気になるのはやっぱりブレニアスシリーズ…お値段!?
さすがと言わんばかりの性能は認めるが庶民的なワームではないからして、このワームはチヌ(クロダイ)は狂うように食ってくるので、お金に糸目をつけずにどうしても釣りたい!、なんとしてもチニングで釣果を!というアングラーにはおすすめ!
メジャークラフト ファイティングクロー 1.6インチ
初級フロートタイプ、フックが大きいと長さが合わない。フレーバー入り。
待ってました!これですよこれ!こういう1本を待ってたんです!!
ミニサイズでハイアピールの高浮力で先が浮くフロートタイプ☆彡
サイズ感も価格もクリアしていたのにフロートタイプじゃなかったレインズのリングクローマイクロも期待外れに終わり、しばらくチヌ職人やバブルスピアの尻部をちぎりサイズを小さくして使っていたがこれならイケる!
しかも匂いも味も「イカエビ」フォーミュラーを配合の優れもの。
値段もさすがメジャークラフト、お手頃価格なので使いやすい。
素晴らしいもの出してくれたなとこれはほんとに今イチ押し☆彡
使いたて当日にすぐに釣れてしまった秋の釣行記↓
エコギア チヌ職人 バグアンツ
初級中級フロートタイプと、シンキングタイプあり。匂い付き。柔らかくフックが7号以上だと重くて浮かない。シンキングタイプはロッドアクションが必須!
チヌが好むらしいフレーバー配合とういことで釣れそうとおもって最初に買ったのがはじまりで、チニングでの初の釣果もコレでした。同じもの使って釣っている人も幾度となく見かけたことがあるチニングワームでは定番。
なんといっても特筆すべきは良く釣れてこの価格!増税前は普通に300円代で買えてたシロモノです。
むずかしい事考えないで、とりあえずはじめてみよって言う人にはチヌ職人が一押し☆彡です
注意点
ただ初心者の方に気をつけて欲しいことがあります。
ほかのワームより
ので、刺すときに一気に刺さないと刺し換えてる間とか、釣ってる間にもだんだんほぐれてきます。そこだけが難点。
ただしバイトがあっても乗り切らない、食ってもフッキングしないなど食い方が甘い状況でこういった柔らかいワームが有効になることも多いです。
実のところフロートタイプなのは下記の3種のカラーのみ
サンセットアピールUV、
ミッドナイトインパクトUV
以上なにわリクエストカラーがフロートタイプ。
※バス釣り用のバグアンツならハーフフロートタイプもあり他にもある。
写真のカラーはこれまでに自分がいちばん実績のあるムーンライトUV。デイ、ナイトこれ1種でいけます!
スミス アマジャコ
初級中級通常タイプとハイフロートタイプがあり。通常タイプは波動系ジグとの併用、もしくはロッドアクションして使う。
チニングでは鉄板!?サイズも小ぶりだしアピールは小さめ。ただこの形はまさに河川や干潟で見るチヌの大好物の穴ジャコそっくり!チニングする場合ひとつはストックしておきたいワームです。
今日は口が堅いな~とか、食ってこないな~なんて言うときや、スレを感じたらアピールを落として小さめのワームでバイトを増やす手段として私はこれを使います。
ま~いきなりこれからはじめることもあるのですが、それはその時の気分というか、そのときの本日の予感…みたいなものを信じて使います^^
なぜかいちばん本物に近いカラーのグリーン/ナチュラルだけ値段が高くて手に入りにくいです。
流れが緩いときにも胴体を浮きあがらせアピールするハイフロートタイプと通常シンキングタイプがあるので使い分けをしましょう。
カラーも通常タイプが13種類、ハイフロートタイプが9種しかなく、どちらか片方にしかないカラーもたくさんあるのでお気を付けください。
ハイフロートタイプのカラーは
ナチュラルグロー*、レッド・レッドフレーク*
パール・シルバーフレーク、フローセントオレンジ、
アマモグリーン、カモブラック
ブラック・ブルーフレーク、Brペッパー・レッド、フローセントピンク
※末尾に*が付いているのは共通カラー。
OSP ドライブクロー 2インチ
中級上級
これもバークレイのバブルスピアと同じ本来バス用ワーム。バブルスピアと同じくソルトウォーターカラーが出ています。
これも釣れると有名なワームの一つで、フォール時のアクションが絶妙!!ほどよく揺らぐテールやクロー部分が魚を誘うと思われる。
胴体に浮力はないのでこの素晴らしいアクションを生かしきるには、トゥイッチ、軽いジャーク、シェイクなどアクションを入れてやる必要がある。なので中級者以上向きとしました。
デイゲームで有効なリアクションバイトを誘うときに使うとめっちゃオモシロイ!!釣れる!!(当社比)
シマノ ブレニアス エムシーハゼ 1.4インチ
初級中級ほぼ仁王立ち強フロートタイプ。
出ました。チヌ(クロダイ)用に設計されたありそうでなかったベイト(小魚)ワーム。
使い方は簡単!、ただスローにズル引き、止めるとほぼ仁王立ちのように立ってしまうので、尻尾のシャッドテールを動かし、そこを泳いでいるベイトを演出するには長い時間止めることなく、ひたすらただ巻きがベター。
適したシーズンとパターン
サイズの小さいプラグルアー(CD5くらい)をズル引きしてるときに食ってくるパターンの時には、底で小さなハゼやドンコがいる状況です。
ハゼが徐々に大きくなる頃、初夏からハゼのシーズンに入る前の8月中旬くらいまでがこのワームに適したシーズンになります。
マルキュー パワークラブ カニ
中級上級フレーバーオイルに漬かっているタイプ
待ってましたとばかりに、登場したカニワームの再来。カニ型ワームを探していた人はけっこういたはず!
昔はガルプとかレインズでも似たようなものがあったのだが売れていなかったのかいつの間にか販売中止になっていました。今はほかにもカニ型ワームはあるけどこれがいちばんおすすめ!
もちろん落とし込み、夏の砂地の干潟に超最高!!
見えチヌ(クロダイ)狙って目の前に落とすサイトフィッシング用ワームとしては、このパワークラブかサンドワームのどちらかあると百発百中!!必ず釣れます!
真夏の干潟でわんさかカニが沸いているような場所のボトム攻略にも有効。1色は常備しておきたいチニング必須ワームのひとつ。
ガルプ! サンドワーム2インチ
初級中級上級。強力なフレーバー入り。オールマイティー。ジャーク、トゥイッチ、ただ巻きなんでもOK。
チニングでいきなりコレ使うと周りからセコイなんて言われるほど普通に釣れちゃう大道具的なワーム!
「これで釣れなきゃなんで釣る?」っていうくらいチヌ以外にもメバル、アイナメ、カサゴなんかも。
手につくとすごく酸っぱ臭いにおいのする液に漬けてあるのですが、どうやらそれが釣れる要因かと。
チヌだけじゃなく、磯の根魚(メバル・カサゴ)釣りでも使える万能品。チニングしかしないのなら無くてもいいけど持ってて損はないかなっていうことでここで紹介させていただきます。
写真のカラーはカモ。クローワームでは釣れないなと感じた時のここぞという1軍控え的な使い方なので、アピールカラーよりも、この「カモ」か「ナチュラル」のナチュラルカラーを1つだけ保持していればOK。
ジャッカル ちびチヌムシ
初級中級シンキング。若干のアクション入れてやることが必要。
海沿いの海岸や堤防に行くと見たことのある人もいるだろう、フナムシの大群…。
護岸を素早く歩き回るフナムシが足音にビックリして、そのうちの一匹が海に落ちて沈んで見えなくなる寸前にチヌ(クロダイ)が下から出てきてパクッ!!衝撃的瞬間を目撃してしまった以来、汽水域ではなく堤防からチニングするときには常備する。
生きてるフナムシはそこらじゅうにいるが、あれはさすがに針に刺す勇気が自分にはない(笑)
正しい針への付け方(使い方)を覚えるためには↓
落とし込み用のワーム
船で出てかき筏からのボートクロダイゲームや堤防などで護岸沿いキワキワなどで針一本とカミツブシおもりだけで釣る
落とし込み用のワームです。
フジツボダンゴバリュー
中級上級フレーバー入り。フックの刺し方ひとつ、アタリの取り方、アワセ方など釣り方すべてが合わないと釣るのは少しだけ困難
今となっては落とし込みチニングでこれイチオシ☆彡
通常チヌ(黒鯛)が捕食しているフジツボの形、サイズをリアルに再現。そして超臭い!匂い付き。
本物のフジツボとは違い、ずれにくく、手返しが早く自由に交換することができるし、針持が良いのも特徴。
天然物(殻入りフジツボ身・牡蛎身・カラス貝身)にアミノ酸を配合し形成しているので、魚に警戒心をあたえず、
チヌ(クロダイ)の好む食感や強い匂いと味の両面から抜群の効果を発揮します。
落とし込みに適したチニングワームのおすすめは下記のページで、釣り方も含めて詳しくご紹介しています。その他のワームにご興味のある方は下記の記事を併せてご覧ください。

チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。それとチヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けできたらと思います。