海がキレイになることはいいけど今度はキレイになりすぎると海の栄養分が少なくなり少しずつ海の生き物の数が減っていっていることをご存じですか?
現在は下水が整備され水質も向上し、また海岸が整備され自生していた植物が少なくなるなどの原因で海の減った養分を元の状態に取り戻そうとする取り組みが各地で行われています。
「海の栄養分」再生であさり激減を食い止める
佐賀県では、あさりが激減した海の土の養分を増やそうと、養鶏業者からでた鶏糞を海の肥料とすることで徐々に
元の養分の生き渡った海に戻そうとする取り組みが行われていました。
”鶏糞”とはなじみのない人が多いかもしれませんが、
農業では土の栄養を補填するための大事な肥料です。
植物プランクトンが育つ環境ににするには
【窒素・リン・カリウム】の栄養素が欠かせませんが、
その中でも特に大事なリンが多く含まれているのが鶏糞なんです。
それを海岸の土に埋めることで、海底の土の栄養分を補おうという取り組みが現在
佐賀県からはじまりアサリの名産地でもある浜名湖でも2年前から
佐賀県の事例を参考に取り組みが行われています。
浜名湖はもともと毎年潮干狩りのイベントが行なわれるほどのあさりの名産地だったはずが、
漁獲量が激減したためにここ直近5年間はイベントが中止されているほど深刻な状態が続いていました。
ですがこの2年間、
湖岸沿い約500mにわたり月2回のペースで、約30kgの鶏糞40袋を埋め続けて
最近はアサリの量が増えてきているそうです。
海の活性化に、農業用の肥料を使う!?とか発送が素人にはなかったのですが謎が解けました。
プランクトンが増えそれを餌にするアサリが増えたり、
魚が増えれば自分たちの釣りの釣果もアップ?するかもしれません。
静岡県 浜名湖産 活あさり(大)2kg

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