ライフジャケットのボンベ交換時期よりも知っていて得するのが自動膨張式のカートリッジ(センサー)の寿命です!!
これがちゃんと要件を満たしていないとせっかくの大事な緊急の場面で機能しないことになります。
今回は自動膨張式ライフジャケットのボンベ交換時期や寿命と交換パーツのおすすめを解説いたします。
CONTENTS
自動膨張式ライフジャケットの仕組み

【1】ガスボンベ
【2】自動膨張装置
【3】カートリッジ(バネ付水感知センサー)
【4】水進入口
カートリッジ(水感知センサー)の側面にある2つの小さな穴から水が浸入すると、カートリッジ内の水感知素子が反応すると
中にそれまで負荷が掛けられ抑えられていたバネが伸びて、先端にある針が押し上がってボンベに穴を開けてガスを充てんする仕組みになっています。

画像:Il Pescaria
使用後(膨張後)、ボンべのガスを使用したかはカートリッジで確認できるようになっています。

画像:Il Pescaria

使う前と使ったあとでは一目瞭然です。
まぁ自動膨張式を使用して膨らませたあとは自分でもわかっているので、使用後は必ずボンベとカートリッジを交換しましょう。
ライフジャケット膨張システムの種類

画像:Il Pescaria
ライフジャケットの膨張システムには自動膨張式(WR-1型)と、手動膨張式(WR-3型)があります。
出典:オーシャンライフ
自動膨張式ライフジャケットのボンベ交換時期

物理的には使用(膨張)していなければ交換時期はない
緊急時の誤作動を防ぐための3年周期!
手動式ボンベの場合、使用後でもボンベと留めピン(黄緑色の部分)の交換だけで済みますが、
自動膨張式の場合、使用(膨張)するしないに関わらずカートリッジの交換が必要です。ここについてはこの後、詳しく解説いたします。
自動膨張式ライフジャケットの寿命
一度も利用してなくてもカートリッジには寿命がある!!
使っていなくても「ボンベは3年で交換が目安」となっていても、>自動膨張式はカートリッジの交換はまた別問題となっています。
下記の写真をご覧ください↓

ここに記載のある数字「04 2020」は、西暦2020の4月にこのカートリッジ自体が寿命を迎えることを意味しています。
カートリッジの寿命とは
カートリッジとは水感知素子とボンベに穴を開けるバネが一体型になったものです。
例え水に一度も浸かっていなかたっとしても、外気中に含まれる湿気などの影響を受けるために、水を感知する能力が経年劣化していくため、
このように交換時期が記載されています。
昔はこのカートリッジの部分だけでも販売されていましたが、いまは安全性も含めてこのカートリッジに記載のある交換時期に、
ガスボンベの交換も一緒に行うように促すためボンベとのセット販売が主流になっています。
ブルーストーム AK-KIT ボンベキット
新RE-5型用 交換用ボンベ&カートリッジセット UMK-A17G
ライフジャケットのボンベとカートリッジの交換方法


ボンベもカートリッジも握って回して外し、新しいものを回して締め込むだけで簡単に交換できます。

釣り情報Il Pescariaの共同運営者チームです。素人の釣り好きが集い、メーカーやプレスリリースでは伝えない、一般ユーザー目線の素直な意見を見て頂けるよう心掛けています。自分たちの実際の体験を元にした、釣り情報をお届けしています。