近年流行しているシーバスのビッグベイトゲーム。
その際のタックルについて詳しく解説していきます。真夏から徐々に秋のランカーシーバスが狙えるハイシーズンに入り益々需要が増えていくこの時期。
使用するPEの太さやロッドやリールなど専用のタックルの有無など意見も踏まえて
シーバスでビッグベイトを使うときのおすすめタックルもご紹介します。
ビッグベイトシーバスゲーム

最近東京湾をはじめとするランカーシーバスの活性が上がる秋のコノシロパターンや落ち鮎パターン、はたまた夏~秋にかけての中海や涸沼のデカいイナッコパターンで、
ベイトのサイズが20センチをこえるようなサイズに大きくなる時期、ビッグベイトを使用したシーバスゲームが注目されるようになってきました。
昔からこういったシーバスの釣り方はあったと思いますが昨今のYoutube動画を含むSNSなどの普及によって認知度があがってきたと思います。
シーバスのビッグベイトで釣る場合のタックル

20センチ前後の長さで重さが50g以上にもなるルアーをキャストしてアクションさせて、
それに食ってくる大物シーバスとファイトを繰り広げるためのタックルは当然それなりの強度と対峙できるパワーが必要になってきます。
ラインはシーバスの場合、やはりPEが主流。
ロッドは通常シーバスでもっとも使い勝手の良いMLでは役不足は否めないため、少なくともMクラス以上、MHまたはHタイプがほしいです。
ビッグベイトのタックルは、シーバスの時もバス釣りと同じくベイトタックルが向いています。
ただし慣れているスピニングでも釣りができないことはなく、あくまで一般的にベイトタックルが選ばれます。
この後ひとつずつ詳しく解説していきます。
●ロッドはMHまたはHタイプ
●ベイトタックルがおすすめ
●スピニングでもOK
シーバスビッグベイトのPEの太さ

もっとも自分に寄せられるビッグベイトのシーバスに関しての質問の中でいちばん多いのがPEラインについてです。
通常バス釣りならばナイロンやフロロにしますが、シーバスの場合普段から使われてるPEのほうが扱いやすく、ほかのラインと比べると太くしてもある程度の飛距離が稼げるのでメリットも大きいです。
PEの太さ
そのビッグベイトを使用したシーバスゲームでのPEライン太さは
ベイトタックルを前提にすると3号~6号です。
スピニングの場合は1.2~1.5号
思っていたよりも太いと思った方が多いと思います。
こんなに太くする理由はビッグベイトで使うラインは、ルアー自体の重さ50g前後~100gくらいのサイズが大きく重さもあるため、
いつものシーバスで使うPEラインの主流である0.8号~1号くらいではキャストを重ねている最中に高切れしてしまいます。
それならまだしも、せっかくシーバス掛けてファイト中に切れてしまい高価なビッグベイトもロストし、魚も取り込めず散々な状況になり得ることから、これらを防ぐためにPEラインを太くします。
プロの方でも2号程度を使う人もいますが、
ちなみにシーバスハンターとして名の知れているアピアの濱本さんはベイトタックルで6号を付けています。
濱本さんいわく「ビッグベイトの場合、ラインの太さによる飛距離がそんなに影響する釣りではない」と言われてます。
とにかく遠投して広く探るというよりは、岸やストラクチャーの際をピンで攻めていく釣りだからあまり飛距離に拘る必要がない。ということなんだと思います。
おすすめはPEの8本撚り
PEラインには4本撚りと8本撚り、今では12本撚りまでありますが、ビッグベイトを使用したシーバスでのPEは8本撚りがおすすめです。
何故なら、PEの違いによるそれぞれの異なる特性の違いです。
PEラインの撚り(束ねている繊維の数)は、少ないほど、1本あたりの繊維の太さが太くなり、より横擦れに強く耐摩耗性が増します。
それとは逆に、数が多くなればなるほど繊維1本1本の太さが細くなるため滑らかになりガイド抜けも良く飛距離が出せて、直線強度が増します。
ただしその分、一段撚りの本数が少ない号数と比べると耐摩耗性が劣ります。
ここです!!
先に説明したように、シーバスでビッグベイトを使うときに一番怖いのはルアー重量による「高切れ」です。=直線強度がほしいです。
バス釣りのビッグベイト攻略のように、入り組んだ水中の倒木の中を通すような釣り方をするわけではないので、そこまで耐摩耗性を要求されません。(そこまでいくならナイロンやフロロにしたほうがいい)
PEは4本撚りのパワーがあるほうがベイトタックル向きと言う人もいますが、擦れ強度優先なのか、直線強度を優先なのかの話です。
ビッグベイトを使用したシーバスのPEラインは、間を取って8本撚りがおすすめです!
シーバスビッグベイトゲームのおすすめPE
ちなみにPEの太さはシーバスでビッグベイトを使用するためのタックルで選ぶ場合、3号~5号がいいのですが、
いつも使っているシーバス用のPEラインにはどれも1.5号や2号までしかラインナップにないです。
よってショアジギングや、オフショアのキャスティング用PEから選びます。
バリバス アバニ キャスティングPE SMP 300m
最強にして最高峰のヒラマサ、GT、マグロに使用するキャスティング用PEライン。
300m巻きで1万円超えは値段だけ見ると躊躇するけど、直線強度と海水疎水性などを同じ号数で10種以上のPEをテストしたユーチューバーの人がいたけどどちらの結果も2位だった超優秀なPE。
ソルトウォーターのキャスティングで強さを求めるなら今のところこれイチオシ。
市販で目にするのはオフショアでも使える300m巻きが主流であり、けっこういいお値段するけど、ビッグベイト用に太い3号以上を巻くなら100m~150mしか巻けないものもあるし、それくら巻ければ必要十分なので
2回~3回に分けて使うとすると300m巻きでこの値段なら決して高くない!!
しかもラインの高切れで高価なビッグベイトのルアーをいくつもロストすることを考えると逆に安い
デメリットを言うのであれば、4号以上で糸鳴りがすることと、他のラインと比べるとザラッとしてガイド抜けが良くない。
※主観的な自分だけの感じ方かもしれないので参考までに。
よつあみ エックスブレイド フルドラグ X8
上で紹介した動画では驚くほど下位の結果でしたが、それでも強くて安い(通常シーバスに使うPEとしては安くはないけど…)し、
しかも信頼度が高いよつあみのオフショアのヒラマサやGTのキャスティングゲーム用とくれば使ってみない手はない!!
実際使ってみて、ものすごくしなやかで飛距離が抜群、それにノットの組み方と劣化したことの判断目安などほかのPEの時と同じような扱い方で間違いなく使っていれば強度も十分だと思います。
もうひとつ特筆すべき点があります。
上で紹介したバリバスのキャスティングPE SMPとどちらも使用した感じでは、フルドラグの方が同じ号数のものでもよりしなやかでガイド抜けが良く、若干飛距離が伸びてる気がします。
強度においてはキャスティングPE SMPのほうが上だと感じます。実際に比べて強度テストをした方がいて、その人の実験結果でもフルドラグの方が直線強度的には下でした。
飛距離と強度を天秤にかけて、糸鳴りなど…。
どうするかは個人の好みやこだわりによると思います。ご自身の判断でお願いします。
シーバスビッグベイトにフロロやナイロン
れでも横擦れ耐性が気になる人はフロロやナイロンもありです。
Youtube動画ででの東京湾奥のオカッパりビッグベイトゲームのベイトリールにナイロンラインを使っているテスターさんやプロの方を見たことがあります。
あとでベイトタックルをおすすめする理由も説明しますが、ベイトタックルの本質は「太いラインが使えてパワーファイトが出来る」こと。
これに尽きます!!
そのため、横擦れなど耐摩耗性がもっと欲しいと言う人はバス釣りのようにフロロやナイロンでもOKです。
あくまでベイトタックルでの使用前提でいうとです。スピニングだとライントラブルの原因に成り兼ねないのでフロロやナイロンの使用はおすすめしていません。
フロロやナイロンの場合の太さは14lb~20lb
これには理由があります。
元はバス釣り用のビッグベイトの多くは
それぞれ適切な使用をしてもらうために
メーカーが推奨するラインの強度(太さ)があります。
例えば
ダヴィンチなら14lb
タイニークラッシュは16~20lb
ダウズスイマーは20lb
が推奨と公式に発表がされています。
これを目安にするとルアーの操作性を考えた最適な強度を選べます。
迷う場合は16lbが妥当な線かなと思います。
ダイワ モアザンデュラブラ 1500 16lb 150m
シーバス専用のタックルを多く世に送り出すブランドであるモアザンが本気で作ったナイロンライン。
劣化しにくい耐久性はもちろん、PEと比べられる飛距離やバックラッシュの原因にもなりやすいスプールへのなじみやすさなどを徹底的に追及された優れもの。
シーバスビッグベイトのベイトタックルでナイロンラインを選択する場合はこれ一押しです☆彡
カラーもシーバスアングラーにはなじみ深い視認性も良いPEに多い蛍光グリーンなのも好印象です。
バリバス ナイロンメインライン ソルトウォーター VEP 150m 20lb
ナイロンラインは吸水してしまいやすく劣化がはやく、塩水の混じる海水ほどそれが顕著に表れますがソルトウォーター対応のこのバリバスのVEPナイロンは心配ご無用。
従来のナイロンの耐摩耗性能力は約20倍。
実際に手にしてみると驚くほど他社の同じ号数やポンドのナイロンややづフロロと比べると
強いのに細い
ことがわかります。
バス釣りや投げ釣りなのでナイロンラインを多用することの多い方ならすぐに気づくはずです。
VEPナイロンだと迷わず
この強度と細さならば20lbがおすすめ!!
そのPEほどではないですが強度あがっても細くなるので飛距離も望めます。
口コミのなかにはPEと比べて飛ばないというのも見受けられますが、そりゃPEと比べれば飛距離は落ちるでしょう。
ですが、このバリバスのナイロンVEPであれば同じ強度で細くすることが可能です。
クレハ シーガー R18 フロロカーボン ライン 20lb 100m
20ポンドクラスのバス釣り用のハードタイプだとゴワゴワしていて投げる前からブワッと浮いてくるし硬くて
とてもじゃないけどベイトタックル初心者にはおすすめできません。99%バックラしますw
ですが、このシーガーのR18はとにかくしなやか!!
もちろんソルトでも使えライトゲームで使用者が多いのも納得できます。
シーバスビッグベイトのPEの場合のリーダー
使用するタックルのメインラインがPEになった場合は、当然リーダーが必要になってきます。
リーダーの太さや長さ、タイプについてお話します。
ざっくり解説しますと…
●PE強度と同等か若干上の強度
●ビッグベイトにはナイロンリーダー
シーバスビッグベイトの場合のリーダーの号数は何号
ビッグベイトを使う場合のリーダーの太さ(号数)決めです。これけっこう大切です。
本来であればリーダー強度は本来PEの横擦れに弱い耐摩耗性を補うためのものなので、擦れに強くて直線強力も最低でもPEと同じくらいはほしいので、PE強度と同等かそれ以上を選ぶようにするのがベターなのですが…。
その通常の理論でいうと3号だとして約50lbなので、リーダーも50lbにすると12号~14号のめちゃ太くなってしまいます。
高切れ防止と大型魚が掛かってからの直線強度が欲しいためにPEを太くしているだけなので、リーダーはそこまで太くする必要がありません。
太くし過ぎると返ってラインが先に水を切ってしまったり食いが悪くなるので
ビッグベイトのリーダーの太さ決めは単純に
PE4号なら40lb~
PE5号なら50lb~
が一般的な目安になっています。
これはビッグベイトとベイトタックルで釣る第一人者といっても過言ではないフィッシュマンの赤塚さんや、怪魚ハンターの小塚さんも同じことを言われています
ビッグベイトの場合のリーダーの長さ
リーダーの長さはだいたいシーバスでは70cmくらいが基本ですが、それより自分の場合ビッグベイトのときには1m~1ヒロほどとるようにしています。
何故なら狙いがランカー(70cm以上)だからです。体長と同じくらいのリーダーの長さがあると根に入られたときにも安心かとおもう自分の考えだけです。
ビッグベイトの場合、リーダーの長さが長いほどルアーの重さのショックを和らげてくれるため長ければ長いほどいいというプロの方もいます。
自分はあまり長すぎると、ガイド抜けが悪くなるので長くても1ヒロ程度にしています。
ビッグベイトのリーダーはフロロかナイロンどっち?
あともっとも重要な点がリーダーをフロロかナイロンにするか?という選択です。
率直に申しますと、ビッグベイトにはナイロンがおすすめです!!
ゆらゆらただ巻きで使う最中に、ジョイントルアーなどは特に水流に乗せてリーリングをとめてポーズをとったりすることがあります。
そのときにPEよりも比重が重たいフロロカーボンだと、潜行していないルアーの前でリーダーだけ先に沈んでしまい水を切ってしまいます。
その後のストップ&ゴーの動作の際に、フックやスナップにリーダーが絡まってしまう原因にもなります。
水面直下系やトップウォータールアーのビッグベイトではライン自体が太いのでこれが顕著に表れます。
バリバス オーシャンレコード ナイロン ショックリーダー
シーバスのような汽水域中心で海水域での使用で、強度とナイロンに拘るならいまこれしか思いつかない。
やはりバリバスのナイロンリーダーの安心感は他に類をみない特別感があります。そして強く太い割に非常にしなやか!ノットも組みやすく扱いやすく信頼性もバッチリ!太さは35lb~となっているので3号ならこれから使うことになるでしょう。
シーバスビッグベイトの際のPEの結束方法
通常シーバスではFGノットやミッドノットが主流だと思いますが、
ことビッグベイトに使用する太いPEと太いリーダーでFGノットでは結束強度に不安が残ります。またミッドノットやファイヤーノットも太くて結び難くなります。
そこでおすすめは
オルブライトノットです!!
こちらの動画は一般的なオルブライトノットですが、10回ほど巻き付けてまたその上からミッドノットのときのように折り返して巻いてくるものが「オルブライトノット改」なるものも存在し、
自分はこのオルブライトノット改のほうで結んでいます。自分の場合、隙間を開けながら8回巻いてきてその隙間を埋めるようにして7回~9回巻き戻ってくるように巻き付けています。
ビッグベイトのシーバスゲームに合うロッド

シーバスをビッグベイトで狙うときのロッドは、まず最初にルアーのキャストできる許容重量をチェックしましょう。
上限が50gだとすると実際にアングラーの想像通りにキャストできるのは、40~45gくらいまでだと考えたほうがいいです。
キャスト前からしなりすぎている場合、思うように飛ばせなかったり通常の操作が困難で、最悪の場合思い切り振り抜いた途端折れてしまうことにも…。
ルアーの許容重量は、最大値が50g~100gくらいのロッドが目安です。
ビッグベイトを使う場合のロッドの固さ
ビッグベイトでシーバスを攻略するためのロッドは上記の通り、必然的に強めの硬いMH(ミディアムヘビー)以上、H(ヘヴィータイプ)クラスになります。
それだと掛けた時に硬すぎて「弾いてしまうのではないか」とか、「乗りが悪くてフッキング率が落ちるのでは」等々心配になる方もいると思いますが、大丈夫です^^
昨今のビッグベイトシーバスゲームを見越して作られているロッドの中には、シーバス釣りを生業にするプロが監修した
そのあたりの懸念材料も払拭できるように開発された優れたロッドがいくつもありますから心配ご無用です。
むしろ強めの硬いロッドでないと操作性が落ち、対ランカーシーバスとの激しいファイトに自信をもって挑めません。
シーバスでビッグベイトを扱うときのロッドの長さ
ビッグベイトのシーバスゲームは、あまりオープンウォーターではすることはなく、ウェーディングせずに陸っぱりでランガンする場合、
橋脚やストラクチャーへを狙ってピン撃ちが大半なので、取り回しがよく接近戦でルアーを操作しやすい短いロッドがおすすめです。
若干通常のシーバスよりは短く感じる、8フィート前後が一番適しています!
これくらいの長さが手返しもよくもっとも適しています。
バス釣り用でもいいですがシーバスで使う場合は6.5ftとかでは飛距離が伸びないので、「あともう少し」が飛ばないので悔しい場面に遭遇することが増えてしまいます。
最低でも7.5フィートは欲しいです。
逆に9フィートを越えるものだと、狙うポイントにもよりますが小場所だと長すぎて邪魔になることがあるので、
自分の場合はあまりおすすめしていません。
ボートシーバスでは8フィートまでが取り回しが良いのでおすすめです。
シマノ 21エクスセンス ジェノス B80H/RF
ランカーシーバスハンターとして知られる嶋田さんの監修により生まれジェノスシリーズに加わり21年の秋にリニューアルされたシーバス専用のビッグベイトゲーム用ベイトロッド
中型青物くらいなら楽に上げられる太くて強靭なブランクスと、ジャークなどルアーの操作や触れるくらいの微弱なアタリでも弾かないしなやかなティップを併せ持った最高におすすめ品☆彡
MAX100gまで投げられるこのクラスのロッドとしては157gと非常に軽く、強度が保たれたまま軽量化にも成功しているのがこのロッドの優れた点のひとつです。
長さ | 自重 | ルアー許容重量 |
---|---|---|
8.0ft/2.44m | 157g | 14~100g |
適合ライン | 継数 | 仕舞寸法 |
PE2~4号 | 2本 | 150cm |
オリムピック 20ヴィゴーレ GVIGC-77XH
4オンス(112g)までのビッグベイトやバス釣りのクローラーベイトを快適に使用するために開発された新設計のロッド。
操作時に掛かる負荷に対してカーブポイントが移行するという驚く性能を持つ!!
素材にトレカ®T1100Gを用いて4軸組布され重たいルアーのキャスト時のブレを軽減する。
以前これの16’を使っていたけどさすが日本製のカーボンロッドで安心感がこの上ない。ビッグベイトを投げるベイトロッドはやはり、80フィート前後の長さが陸っぱり~ボートシーバスと使い勝手が良い
長さ | 自重 | ルアー許容重量 |
---|---|---|
7.7ft/2.31m | 175g | 28~112g |
適合ライン | 継数 | 仕舞寸法 |
16~25lb | 2本(グリップジョイント) | 193cm |
フィッシュマン ブリストコモド7.5H
30~120gまでのビッグベイトを投げて扱えるように考案。固すぎず軽目のルアーでも投げられるしなやかさと、思いルアーのキャスト時にブレないちょうどよいハリを確保したベイトロッド。
3本継ぎの仕舞寸法が85.5cmというコンパクトさは気軽に持ち運べ、
機動力に直結するのでありがたい!
2022年分は冬から生産開始。今あるのはショップに並んでいるものだけ!
長さ | 自重 | ルアー許容重量 |
---|---|---|
7.5ft/2.29m | 235g | 10~120g |
適合ライン | 継数 | 仕舞寸法 |
PE2~6号 | 3本 | 85.5cm |
ツララ 22モンストロ “G” 82XXHC
モンスターハンター達に絶大な信頼を得ていたモンストロがさらにブラッシュアップ!新生モンストロG
【飛ばせるジャイアントベイトロッド】を目標に、あと5メートル飛べば届くのにというシチュエーションで
なんと6oz~12oz(MAX340g)まで投げられるのに50cmのフッコクラスでもしっかり曲がる!ロッドに仕上がっています。
長さ | 自重 | ルアー許容重量 |
---|---|---|
8.2ft/2.49m | 295g | 168~340g |
適合ライン | 継数 | 仕舞寸法 |
未公表 | 2本 | 179cm |
ツララ エルホリゾンテ 80
モンスターハンターの間で絶大な信頼を誇る、コアな人気のツララのロッド!一種の漢のロマンを感じる1本。
長さ | 自重 | ルアー許容重量 |
---|---|---|
8ft/2.44m | 265g | 10~120g |
適合ライン | 継数 | 仕舞寸法 |
PE~MAX3号 | 2本 | 130cm |
エバーグリーン アバンギャルド ZAGC-710 グランソード
秋冬にかけて丸々と太ったシーバスは8kg、10kgを超える巨体で向かってきます。
それらの強烈な引きに応えられる強靭なパワーと、長すぎず短すぎず絶妙なレングスが操作性も上げ常に余裕を持ってランカーシーバスとのファイトに挑めるタフさを備えている頼もしい1本です。
長さ | 自重 | ルアー許容重量 |
---|---|---|
7.1ft/2.39m | 178g | 20~90g |
適合ライン | 継数 | 仕舞寸法 |
14~25lb | 2本 | 未公表 |
やっぱりビッグベイトはベイトタックル
ビッグベイト=タックルはベイトタックルという流れはバス釣りから来ていることが理由にあり、シーバスにおいても理に適っていることが多くあります。
それは
●太いラインが使用できる
●重たいルアーも投げられる
からです。
ベイトリールはラインの放出角度がスプール回転方向と同一なため、ラインを太くしてもあまり飛距離に影響が出ません。
必然と強さを優先するとPEの場合太いラインになるわけですが、
ラインが太くなれば強度は増すけど、それだけ軽いルアーだと飛ばせなくなります…。
すなわち、ことシーバスでビッグベイトを使うときのベイトタックルはルアーがビッグベイト=重たいルアーなので太いラインでもベイトタックルならば飛ばせるわけです。
「シーバス」、「ビッグベイト」、「太いPE」、「ベイトタックル」すべてが相乗効果を生んでいるわけです!!
シーバス向けビッグベイト用おすすめリール

リールもベイトリールにしたとしても、ビッグベイトを用いてデカいシーバス狙うにはストロングファイトに対応できるリールがおすすめです。
シマノ 23アンタレス DC MD XG
23年に出ると思っていました。予想的中です!昨年アンタレスにしないでカルコンXGにして良かったですww
バックラッシュなどライントラブルを軽減しながらより飛距離を伸ばした、ストロングファイトにはやはりアンタレスのDCMDです。
シーバスには「22エクスセンスDCでいいんじゃない?」と思う人もいるでしょうが、
そもそもアンタレス DC MDとエクスセンスDCでは性格がかなり異なります
アンタレス DC MDはビッグベイトなどの重たいルアーをメインに使用し世界中の怪魚を相手にしたリールMD=モンスタードライブであるのに対して、エクスセンスは7g~30g前後のルアーでシーバスを狙うのに特化されたリールです。
太いラインを長くたくさん巻けるラインキャパシティとドラグパワーが異なります。
シマノ 22カルカッタコンクエスト 200XG/201XG
やはりストロングゲームにはカルコン!!
ビッグベイトを使用したシーバスゲームには200番。そして2022年にあらたにラインナップされたXGが最適。
XG(エクストラハイギア)といっても、カルコン200番のXGは最大巻き取り長が89cmしかないので通常シーバスに使われるHGクラスと変わらないからです。
逆にそれ以下のカルコン200のHGだと、大型のシーバスの取り込みに時間が掛かってしまいます。
100番は7g~15g前後のルアーだけを使用するシーバスにはいいけども、ビッグベイトでは論外です。
シマノ 21スコーピオンMD 300XGLH/301XGLH
先にシーバスビッグベイトのおすすめしたシマノのベイトロッドを監修した嶋田さん本人が、タックルバランスを考慮して推奨リールとしておすすめしているベイトリールがこちらスコーピオンMDです。
入手しやすい価格も魅力となっていることから、あの村田基さんもシーバスのキャスティングに推奨しています。
今回おすすめするリールの中で最大の巻き取り長107cmを誇りファイト中にも余裕を持ってシーバスと対峙できます。
しかもソルトのビッグベイトの使用には太い3号、4号のラインでも100m以上巻けなければあまりソルト向きとは言えないですが、
このスコーピオンMDはなんとPE4号でも180m巻ける大径スプールが採用されており、最大ドラグも8kg☆彡
この点ではアンタレスDCMDを完全に超えています!!
ダイワ Z BLACK LTD. 2020 SH
漆黒のザク!?見た目が超カッコイイ!!ダイワのソルトウォーター対応のタフコンセプト設計のパワーモデル。
ゴワつきやすい16lb以上ののフロロや3号以上のPE以上のライン使用を想定しているのはもちろんのことランカーシーバスはもちろん青物や大型ロックフィッシュにも対応できるパワーを持つ。
「ロープロ最強のリール」と称されるダイワで一押しのパワーベイトリール
スピニングであればツインパワーの4000XGか、もしくはC5000XGなどがおすすめです。
シーバスビッグベイトはスピニングじゃダメなのか?
ならばスピニングじゃダメなのかというと、そうではなくベイトロッドが向いているだけで釣りができないわけではないです。
普段シーバスでスピニングを多用しているならビッグベイトをする場合もスピニングでするのが余計なストレスなくできます。
下の動画をご覧ください。フィッシュマンのビッグベイト「コーク」をブルーブルーの村岡さんがフィッシュマンの赤塚さんから借りてスピニングで投げています。
で、釣ってます!
アピア Foojin’Z ビーストブロウル 93MH 5thジェネレーション 2021モデル
村岡さんが投げていたのがこちらのスピニングロッド
ルアーの許容重量が~56g
こちらは自分が使っているヤマガのバリスティック96MMHのヤマガさんの動画です↓
これのルアーキャスト許容重量は~38gと小さめですが、それよりも重たいアマペンを最初から投げて、
そこから65gあるヒラマサなど大型青物に使用するウッドペンシルをキャストして、そしてこの人も釣ってますw
ヤマガブランクス バリスティック96MMH TZ/NANO

休日は前夜からシーバスを追い求めて駆け回り収入の半分は釣り道具(シーバスタックル)につぎ込むほどのシーバスオタクです。経歴10年以上になりますがシーバスをはじめた頃と比べると随分とフィールドの状況も変わり釣り方も変化してきています。これからもずっと学び続けなければいけないと痛感しています。これまでの長年蓄積してきたノウハウを基に現代にあった”今釣れる釣り方”をお届けしていきたいと思います。