秋の産卵のために河川を下っていく落ち鮎を狙っていく落ちアユ漁が日本各地のアユの名所で今月1日に解禁しました。
その漁の方法は各地で昔ながら続く伝統的な漁の仕方で行われ、全く知らなかった魚獲りマニア(魚釣り好き)の自分からするととても興味深いものばかり!一部の地域では落ち鮎釣りの釣果速報もお届けします。
岡山県高梁川の「瀬張り網漁」

画像:山陽新聞digital
岡山県倉敷市や高梁市を流れる高梁川で捕獲されるこの時期の落ち鮎は毎年皇室に献上されるほどサイズが大きく、ここの水質はミネラル分が豊富で身が濃厚な味わいが特徴です。
そのような質の高い落ち鮎を獲る方法は
川幅いっぱいに打ち込んだ鉄くいに何本ものひもを張り巡らせ、産卵のため川を下る落ちアユを足止めし、網に誘い込む
出典:山陽新聞digital
「昭和初期に始まったとされる瀬張り網漁」と呼ばれる方法で捕獲されます。写真にもあるように体長が約25センチ級と大きく、尺アユと呼ばれる30センチ超えの嬉しいサイズが混じることもしばしばあるそうです。
かつては1日で30~40キロの水揚げ量があったものの昨今では5,6キロにとどまっといるます。
和歌山県日高川の落ち鮎「ハメ漁」
人のくるぶしほどの水深の浅瀬を歩いて対岸まで杭を打ち込んでいき、水中にロープを張ってそこへ藁や笹を挟み込んで川を下っている落ちアユがそこで行き場をなくし辺りを泳ぎ回りたまった落ち鮎を
小鷹網(こたかあみ)という投網を投げ入れて捕獲するという漁の方法。仕掛けを掛けたあとは下ってきた鮎に気づかれないよう離れた川べりに小枝や木を立ててそこで仕掛け周辺の水面を見つめているというなんとも古典的な自然な方法は、川遊びも大好きな自分にとってはいちどやってみたい!
京都由良川の落ちアユ釣り好調!
京都由良川でも落ち鮎が解禁しましたが、ここは2019年からある程度のアユの産卵を保護する目的で一定の区間(音無瀬橋下流から河口まで)の間では網をつかった漁が禁止。またここは天然の鮎の産卵を促すために一番の10月は全面禁漁にするという自然との共存にも取り組んでいる姿が好印象です。
釣りによる捕獲に限定されますが、今シーズンの由良川は初夏の友釣り解禁のころには天然アユの遡上が多くて釣果が良かったことから落ち鮎にも期待が持てます。
ネットの反応=====
ダムがある為に天然アユは遡上は出来ません。ここの龍神地区は放流鮎になります。漁協が産卵前の親魚放流したり海産の稚アユ捕獲して放流しています。それに大半の漁協では落ちアユシーズンには網入れは普通にやってます。もちろんタダでは出来ません。生態系とか全くもって関係無いのが通常です。
川の権利を貰う代わりに管理を任されているはずが、川の魚を減らすばかりですね。漁業権の剥奪しか今の日本の河川を守る方法はありません。
生活の糧にしている漁師の方であれば、ある程度数をまとめるのに制限をかけて捕るのはやむ無いけど、文章からは趣味で捕っているとしか思えません。趣味であれば700~800は、自然保護の観点からも捕りすぎでしよ。自分が食べる分だけで十分です。

小学生の頃に釣りにめざめ近くの川でフナ、コイ、ハゼ、セイゴなどを釣っていたのをきっかけに10年前からいきなりルアーフィッシングに目覚める。ルアー釣りを楽しみながらいろんな事に気づきはじめたときに「この事を誰かに伝えたい」と思うようになり、大人になって再開したルアー釣り趣味なのでこの10年間で釣り道具に使ったお金はおおよそ軽自動車なら新車で買えるほど投資しました。その経験とおせっかいでおしゃべり!?も加わり良いことはすぐに誰かに話したくなる!みんながホントに知りたかった他では聞けない情報をお伝えしていきます。