北海道支笏湖で有名なチップ(ヒメマスの現地呼称名)が8月末に漁期を終え漁業関係者らが今年の釣獲数を発表。
なんと今年は前年度の73・0%減という過去10年間で最低の水準を記録してしまいました。
支笏湖を取り巻く地元の温泉商店街では今年不漁のためチップ(ヒメマス)料理を定番としている飲食店などは定期協が出来ないなど多大ない影響が出ています。

チップ(ヒメマス)とは
チップとは、海へ下りることなく湖で一生を過ごす湖沼残留型のベニザケ=すなわちヒメマスのことで。北海道ではこのヒメマスのことを「チップ」と呼びます。
チップは毎年6月1日から8月末までが釣りが解禁され、漁も盛んに行われ地元で観光名物品として親しまれています。特にここ支笏湖は年間を通して低い水温が保たれ脂の乗りが抜群でその他の川魚とは別格に位置付けられており内外で珍重されています。
観光客向けにこのチップを活きたまま展示するための資金を約300万円ほど国が支援することも決定したばかりでした。
激減した原因
むろん漁船や遊漁船など許可をもらっている船でないとダメな湖ではありますが、短い漁期に出航する船の数は3500隻にも上り、それでも前年比より32.5%も減っていました。
出漁しても1匹も釣れなく戻ってくる船もあったといい相次ぐ不漁で、漁自体を控えた船も多くあったといいます。
なぜ、これほどまでに個体数が減ってしまっているのかというと、近年の猛暑による気温水温の上昇、それらが起因する水質の悪化、水中飽和酸素濃度の低下などの疑いが持たれます。
さらに、ここまで地元で観光資源として消費されるのはわかりますが、資源確保のために捕る量を少なく抑えることも、これからは行っていった方がいいかもしれません。

小学生の頃に釣りにめざめ近くの川でフナ、コイ、ハゼ、セイゴなどを釣っていたのをきっかけに10年前からいきなりルアーフィッシングに目覚める。ルアー釣りを楽しみながらいろんな事に気づきはじめたときに「この事を誰かに伝えたい」と思うようになり、大人になって再開したルアー釣り趣味なのでこの10年間で釣り道具に使ったお金はおおよそ軽自動車なら新車で買えるほど投資しました。その経験とおせっかいでおしゃべり!?も加わり良いことはすぐに誰かに話したくなる!みんながホントに知りたかった他では聞けない情報をお伝えしていきます。