どこにでもいて食べられるのに廃棄される未利用魚をSDGsでおいしい料理に!

最近になりSDGs(エズ・ディー・ジーズ)=持続可能な開発目標としてこれまで釣れたり捕れたりしても破棄されていた魚たちへの取り組みが盛んに行われています。今回はこの事に目を向けてみました。

各地方や大手の寿司チェーンなどでは、その土地にいる珍しくても捨てられる魚たちを再生させて成功した例もたくさん見受けられます。


が、しかし今回はもっと”身近な魚で未利用魚”
自分たちでも釣りにいたっときに出会うこともあるが、捨ててしまうものにスポットを当ててみました。

これから釣りで出会ったとしても、捨てずに持ち帰る!料理にして食す!という
考えが改めてもらうきっかけになればと思います。

名産品として扱っている地域もあるが、入荷が不安定なため、捕れても値がつかず破棄されることも多いウツボも生息地では対象魚となる。
画像:SBS

それでは釣り好きの私たちが、確率が高いものから料理事例などともにご紹介します。

ボラ

ボラの塩焼き
画像:Fleur de sel

河口、堤防で釣りをしていてよく出会うボラ。ほとんどの人は持ち帰らずそのまま逃がすのならまだいいがまた針に掛かるのを嫌がり陸の上で捨てる。なんともったいない。

からすみは高級品として珍重されるのに、これほどまで親子で世間の見方に差が出ている魚も珍しいが、敬遠している人に欠けていることがあります。

ボラは棲んでいる場所の水質に左右されることが多いです。
このボラはクロダイなどど同じく多少水質が悪い場所でも生息する個体なので水が汚い場所にもたくさんいる。

ボラは釣った場所の見極めが大切
なんです!

外洋に面した海、水のきれいな河口なので釣れたボラは普通に美味い!
特に晩秋~冬場のボラは寒ボラといって本当に美味しいです☆彡

新鮮であればもちろん刺身(洗い)、食べれるし、引き締まったクロダイに似た白身なので普通に塩焼き、煮付け、竜田揚げに料理して食べる。ボラのへそ(そろばん)と呼ばれる部分はコリコリとした食感で珍味とされています。

エイ

エイの唐揚げ
画像:

次に釣りで出会う確率が高いのが赤エイやトビエイ。クロダイなど底モノを狙っているときに釣れる。
こちらも生きたまま逃がすならまだしも、そのまま放置するか捨てる人がほとんどだが、これまた美味い!

最近ではたまにスーパーなどでも時々、見かけるようになってきたが、まだまだ食用としては認知度が低い。

皮目にヌメリが凄いので塩もみして、お湯でサッと洗うなどして下処理さえしていれば、
皮が付いたまま
エイは唐揚げ、煮付けが特に美味!

唐揚げは下処理して鶏のから揚げの要領で皮付きのまま衣をつけて揚げるだけでいい。
下処理さえしっかりしていればまったくクセのない上質な白身。フレンチやイタリアンでは美味しいムニエルは定番料理

エイは軟骨までコリコリと食べられるので煮付けにしても身の間の骨やヒレの部分も食べられる。

新鮮であれば、皮を引いて刺身(ワサビ醤油や酢味噌で)、韓国風甘辛ユッケにする。

ハオコゼ(カナコギ)

ハオコゼの唐揚げ
画像:サバイバル節約術

次に堤防や磯で釣りをしていて良く針掛かりしてくるこいつ。藻が群生している場所にたくさん生息しています。

10センチほどの小さな個体なのにトゲが鋭く、料理するにも小さすぎて面倒なので厄介者扱いされ逃がす人が多いが、正真正銘カサゴの仲間で上質な白身で旨味の多い魚。

鋭利なトゲをハサミで落とし、エラと腹を出しそのまま油で揚げる
素揚げにする。またその見全体の旨味を生かすのに味噌汁も美味い!

面倒でなければこれを三枚におろして刺身で食べる人もいるほど身は高級魚そのもの。

命は無駄にしない!

生きたまま逃がせられないなら持ち帰って食う!
いまは釣り人口の7割の人がゲームフィッシング=ルアー釣りをする人と言われており、魚釣りはするが釣った魚は持ち帰って食べるわけではなくリリースする人がほとんどです。

ただし生きたままの状態で逃がすのならいいですが、その場で死んでしまったときには水に放さず持ち帰って食う!
これが生きてるものを釣りとして楽しむ人間の最低限のルールだと自分は思っています。