福井県福井市鮎川町の鮎川海水浴場で4月25日で地元の住民と一緒になって、この場所に頻繁に釣りに訪れる県外からの釣人たちが仲間を集い清掃活動をしました。
「釣り愛好家の善意」とはいえ釣りしている同じ立場の人間からすると釣り場のごみ拾いなどは”あたりまえ”のことであってその場でやるという日頃からの心構えがあればいいように思うが、今回わざわざここで話題として取り上げたかったのはそこだけではありません。

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近年増え続けていた海洋ごみ
近年、稀に見るごみの多さの中特に頭を悩ましていたのが潮とともに流れついてきた漁業関連の大型ごみでした。その大きさは沖のブイにしていたと思われる2メートルほどの発泡スチロールや長さ50メートルを超えるロープや網などが年々増加していき、
さらには、コロナ禍で釣り人が増えた頃を境に一部の釣り人たちが捨てる弁当箱やペットボトルなどが増え始め今年の3月にも清掃を実施。そのときには4トントラック10~15台分のごみを回収そうです。
漁業関連のごみって!?漁業関係者が掃除すればいいと思うのですけど・・・。
きっかけ
釣り人がごみ掃除に参加する事になったきっかけ
地元で製材業を営む男性と、名古屋から釣りにたまたま訪れていた公務員の男性が何気ない会話の中で意気投合。
ごみの問題の話になった時に、「頻繁に訪れる鮎川の美しい海の景観を守りたい。仲間たちと清掃活動に参加したい」と連絡先を交換したそう。
県外からの参加者
名古屋市の男性が釣り仲間に声を掛けて前日までに、PCR検査を受けて陰性を確認した愛知と岐阜県の釣り人11人が集まって参加しました。
釣りを通じて福井の海の美しさを知り、何か地域の役に立てないかと仲間たちと考えていた。清掃活動に参加できるきっかけを頂けてうれしかった。これからも機会があれば参加したい
出典:福井新聞

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