イナッコ(ボラ)の大群が!三重県鳥羽市。水がきれいならボラは美味いを論説!

三重県鳥羽市の市内中心街を流れる妙慶川の河口20センチ弱のイナッコ(ボラ)の大群が押し寄せて水面を産めつくす光景の写真がニュースで見られました。

この時期には、よくニュースにもなり過去にこちらでも違う地方で取り上げたことがありますが、どの写真もとてもキレイとは言えないドス黒い水の中を無数に泳ぐボラは見ていて気持ちが悪いものもありました。

ですが、この鳥羽市の妙慶川の河口、写真をご覧ください!
水がめっちゃキレイなんです☆彡

画像:毎日新聞




ボラと言えば、釣りでも「臭い」「汚い」「食えない」として不人気で釣れてもそのまま破棄するひともたくさんいますが、自分は持って帰って食います。新鮮なボラの刺身は最高です。しかも冬の寒ボラは美味いです。

そうなんです。昔、江戸時代ではお食い初めと言えばボラでしたが、高度経済成長期に東京湾の汚染が深刻化、ボラをはじめとした白身魚の身質の低下(臭いの顕著化)が加速し、不味い魚、食えない魚というレッテルを貼られてメディアが伝えてしまった海だけでなく汽水域でもあんなにたくさんいるのに可哀そうな魚です。

外洋に面した場所で獲れたものは臭いとは無縁、特に冬の寒ボラはとても美味しく、素人ではタイの刺身と見分けが付かないでしょう。実際にお弁当屋さんで1000円以上の刺身が付いている弁当で白身の刺身にボラを使っているところを知っています。フレンチではフュメドポワソン(魚スープ)のだし取りとしても使われている魚です。

しかもボラと近縁種の頭が金色のメナダ(地元ではヒグチ)の刺身は身が白く甘くて超旨い貴重な魚もいます。ボラと真逆で旬は夏ですが、ほとんど一般には出回りません。

ま~同じボラといってもですね、育った水質環境でまったく臭くて食えないものもあります。しかしそれは同じように外洋だけでなく河川中流域にまで遡上してくるシーバスやチヌ(クロダイ)も一緒です。

それにシーバス釣りなどフィッシュイーターの魚を釣る人はこのイナッコ(ボラの稚魚)の大群はそれを追って食いにやってくるシーバスが狙って釣れることから喜ばれます。いわゆるイナッコパターンってやつです。

=====ネットの反応
ボラ、クロダイ、スズキ等の沿岸定着性が強い魚は環境(水質)の影響を極めて受けやすく、劣悪な水質で漁獲されたものは臭いがキツく実食に向きません寒ボラは脂肪で眼が白濁し、餌を認識しづらくなる事から釣りづらいですが、釣れたら大切に持ち帰って美味しく頂きます

ボラは大小問わず群れますので地震のコメントありましたが問題無いです。釣りでボートで移動中、飛び込んでくることもあります。水が綺麗なところでは刺身でも食べれる美味しい魚なんですけどね。お腹に丸いヘソと呼ばれるところがありますがコリコリでそこも美味いですよ

熊本の牛深産のボラの刺身は最高です。臭みやクセなど120%ありません。魚嫌いの方でも大丈夫な位に美味しい魚です。ただ有明海の沿岸近くにいるボラは別物で食べてはいけません。ガタ臭さは史上最高で即死です。取れる場所でここまで天と地レベルで違う魚も凄いと思います。

皆さん買いておられるように水質の良い海の寒ボラは美味いです。一昔前まで関西では胴体を輪切りにしてスーパーで売っていました。関西では鍋にする習慣がありましたが、ここ30年くらい見なくなりました。残念です。