シーバスミノーの飛距離や動かし方を種類別に解説!習得必須のルアーの基本となるミノーのすべて

シーバスのミノーについて徹底解説します。シーバスにおいて使用するルアーは数あれど、最も多用され基本中の基本となるルアーであり、ほかのもので釣れたとしてもこれを使いこなせて釣れるようになって一端のシーバスアングラーになたっと言えるほどです。初級者には必ず体得してほしいミノーの使い方や種類を解説します。

ミノーとは

プラグルアーの中で最も一般的な小魚を模した形状のルアーのこと。名前の由来になったのは、ミノー(英名でCommon minnow)はヒメハヤ属コイ目コイ科に属する実際にいる淡水魚です。イギリス、スペイン~東部シベリアまで主に水の流入があり水温が冷たい湖に群れをなして生息している体長が10㎝前後のこの小魚に似ていることからついたとされています。

ミノーの種類

シーバスミノー
今ではさまざまなタイプのミノーが出ており、その数は有名無名を含めると個々のブランドだけでも1000とも2000ともいわれ、選ぶのにも迷ってしまうほど多くの種類が存在します。

 

フローティングミノー

フローティングミノーは表層レンジを探るのに適したミノーです。

一般的にミノーと言うと、シンキングよりもフローティングミノーを指していることが多いです。

フローティングミノーは基本的に夜、風のない時に先発ルアーとして使えます。まずはその日の状況をチェックするために使用するパイロットルアーとして役目を果たします。

アクションは浮力があるのできびきび動くのが特徴で、警戒心の弱まる夜の表層、活性が高く表層を意識している個体にアピール可能です。

また一言で「表層」と言っても一般的に水面直下から10cmほどのサブサーフェス(サブサーフェイス)から、80cm~1mくらいまでのレンジを泳ぐミノーをフローティングミノーと呼ぶことが通称になっています。

選ぶ際には、それぞれの得意なレンジををよく把握して使い分けすることが大事になってきます。
シマノ サイレントアサシン 120Fフラッシュブースト

 

シンキングミノー

   
水面から1m前後下の中層付近を泳ぎ切るミノーです。

爆風のとき、風が強い時はシーバスが表層では食いたがらないので有効になる場面が多く出てきます。またベイトが沈んでいるとき、雨が土砂降りのときなどに有効です。

フローティングに比べて重さがあるので飛距離が伸ばせる分、動きが多少重くなりヨタヨタ気味のアクションになるものが多いですが、中には、サイレントアサシンの80Sのように7cm前後の小さめサイズのミノーですとアクションする振り幅が狭い(ショートピッチ)でキビキビ動くものもあります。

シンペンに近くてヨタヨタ動き、そのローアピールと飛距離を生かして活性が低い=(食い気がなくレンジが下がっている)状況で有効になることもあり、フローティングミノーからシンペンへのローテーションへの間で使えます。
メガバス X-80 マグナム

 

サスペンドミノー

シーバス用ミノーのサスペンドタイプは、塩分が含まれる海水域(汽水域)用に設計されたもので、バス釣り用のそれとは大きく異なり
サスペンド設定でも、ほぼ止めるとゆっくり浮き上がるスローフローティングタイプか、止めるとゆっくり沈むスローシンキングタイプです。

ソルトウォーター用のサスペンドタイプは水中の任意のレンジでピタッと止めることができません。

そのことを理解して使うことが大前提となります。

バス用のサスペンドミノーを使ってもバス用の場合淡水設計なので海水(汽水)域で使用するとさらに浮いてしまうことになってしまいます。
どのみち浮力が生じてしまう塩分濃度の濃い場所で使用するので同じです。浮きすぎていることを頭に入れて任意のレンジで使えるのであれば使えないことはないですが初級者にはおすすめしません。
パズデザイン リード バックウォッシュビヨンド 110SP

 

ロングビルミノー

シンキングタイプの部類に入りますが、シンキングよりもさらに1mほど下の層まで潜るように作られています。リーリングを開始すると大きく前に張り出したリップで強く水を受けグンッと潜り、リーリングを止めると徐々に浮いてきます。
ハイピッチ(アクション幅の広い)でワイドなアクションをするものが多く、レンジが下がりがちなデイゲームや、堤防などの深さのある場所などで威力を発揮します。
ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 97S-DR

このほかにも、リップの形状や大きさによって潜るレンジやアクションが異なり、もちろん使い方も違ってきます。リップの違いと対方については別の章で詳しく説明していますので併せてご覧ください▼

シーバスミノーの飛距離


出典:Parksville Qualicum Beach News

ミノーの飛距離は、重心の位置や形状に左右され、ルアー自体の重さに比例します。最も飛距離が稼げるものが固定重心タイプですが、重心の位置が固定されているため着水後の動き出しが遅くなるデメリットを抱えていましたが、昨今ではその欠点を回避しながら飛距離を生むようにキャストしたときに後方に移動し、着水したら元の一の戻るタイプのものが各メーカーから開発されています。

ミノーの動かし方

画像:Pixabay

ミノーの動かし方の解説です。基本的にはただ巻ですが、ちょっとしたアクションを加えることでミノーが持つ本来のアクションを生かしながらさらにアピールできる動かし方があり、そういったロッドワークに追従するように設計されたミノーも存在します。

 

ただ巻き

基本ミノーは「巻もの系」と呼ばれ動かし方は単純に巻いてくるのが一般的な使い方。1秒に1回転程度の巻きスピードが基本です。

デイゲームなどでルアーがシーバスに見切られないようにするためには速巻きする場合もありますが、その場合高速リトリーブでもアクションが破綻しない速巻き対応のルアーは必須です。

 

ジャーク

大きくロッドをあおるジャークをリーリング途中に無作為に織り交ぜたり、軽めめのジャークを1回転ごとに行うワンピッチワンジャークはデイゲームにおいて速巻きでは食ってこない状況にかなり有効になります。

 

ストップ&ゴー

シーバスはいるがミノーのただ巻きに反応せず、バイブレーションのリアクションも無反応な中々口を使ってくれない状況では、すぐ目の前を通して「いったん止める」、そして「瞬時に動かす」ことで反射的に口を使わせるためにストップ&ゴーが有効な場面があります。そのいったん止めたときにすぐに任意のレンジを離れてしまっては本末転倒なので、スローシンキングまたはスローフローティング、できればサスペンドタイプのミノーが適しています。